栃もち

愛知県の奥の奥。豊根村富山（とみやま)には、樹齢100年を越える栃の大木があります。
険しい山の中に自生するこの栃の木から採れる実を使い、香り高く風味豊かな栃もちが作られます。
香ばしい栃もちは、ほんのり焼き色がつくまで焼き、きな粉やお汁粉など甘いものと一緒に食べるのがおすすめです。

山のご馳走 栃もちが出来るまで

昔、とみやまではお米がとれず、もち米は大変貴重だった為、栃の実と米を混ぜてもちを作ったそうです。
栃の実はサポニンという苦味成分が多く含まれている為、そのままでは食べる事ができません。
苦いアクを抜く為、9月初旬に山から拾ってきた栃の実を天日に干し、そこから更に茹でて皮をむき、灰汁に漬け込んで・・・ようやくもちの材料となるのです。
大変な手間と苦労の結晶である栃もちは、素朴でどこかなつかしい美味しさ。
また杵つきの為粘りが強くよ～く伸びます。
昔から受け継がれてきた伝統の味を、是非ご賞味ください。

※製造は12月前後の冬期のみとなります（数量限定販売)

栃の実の健康効果

栃の実にはコレステロールや中性脂肪を抑える効果が期待できるサポニンや、高血圧予防の効果が期待できるタンニンが含まれています。

お問い合せ

一般社団法人とみやまの里
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