1. HOME >
  2. コラム一覧 >
  3. アンドロメダ銀河

奥三河星空コラム

アンドロメダ銀河

アンドロメダ銀河

250万光年の彼方に
 私たちの住む地球は、天の川銀河と呼ばれる、太陽のように自ら光り輝く恒星が約2000億も集まった星の大集団の中にあります。宇宙には、そういった銀河と呼ばれる星の大集団が数千億あると考えられています。宇宙は私たち天の川銀河のような銀河だらけなのです。
 その中で、私たち天の川銀河の隣にあるのが「アンドロメダ銀河」。お隣といっても、宇宙で一番早く移動する光でも250万年かかる遥か彼方。そんな遠くにあるアンドロメダ銀河が、秋になると肉眼で見られるようになります。
肉眼で見てみよう!
 肉眼で見えることがわかったら,ぜひ見てみたくなりますね。名古屋の中心街のような街明かりがあるところでは少し難しいので、少し郊外に出かけて探してみましょう。
 まず目印にするのが、ペガスス座。この時期、午後8時ごろになると頭の真上に大きな四角形で並ぶ星があるのが見つけられます。これが、ペガスス座の胴体、「秋の大四角」とも呼ばれる星の並びです。その四角形の北東側の星から斜めに細い人という漢字のように並ぶ星がアンドロメダ座です。アンドロメダ座がわかりにくいという人は、その近くにあるカシオペヤ座とペガスス座の胴体の四角形の間にあるので目印にしてみましょう。
 アンドロメダ座が見つかったら、ペガスス座の胴体、秋の大四角の北東の端の星から、星を三つ数え、そこから曲がってカシオペヤ座の方向にまた星を三つ数えたあたりに、アンドロメダ銀河があるはずです。

星座

アンドロメダ銀河は満月の5つ分の大きさの広がりがある
 アンドロメダ銀河は、星のように輝点として見えるのではなく、何となくぼやっと広がった光芒のように見えるはずです。手元に双眼鏡があったら、ぜひ覗いてみてみましょう。大きく広がる銀河のようすがわかると思います。
 地球からの見た目の大きさは、なんと満月5つ分。かなり大きく広がっているのです。大型の望遠鏡では、その大きな広がりが視野いっぱいに見え、条件がよければ、何となく渦巻きのようすもわかってきます。

 私たちの天の川銀河のお隣さん、アンドロメダ銀河。
 長い長い時間をかけて、やっと地球にたどり着いたアンドロメダ銀河の光。その光を自分の目で確かめながら、宇宙の広がりや時間の長さを感じるのも、星空を楽しむ方法のひとつかなあと。
 それぞれの楽しみ方で、星空を楽しんでくださいね。

コラムby奥三河☆星空の魅力を伝える会 萩野祐司
KEYWORD
#アンドロメダ銀河 #ペガスス座 #秋の大四角 #カシオペヤ座