奥三河☆星空の魅力を伝える会では、新型コロナウイルス感染症流行に伴う緊急事態宣言解除、および、その後の感染状況をふまえ、参加者および受講生、ならび星空案内人（星空ガイド）の安全確保のため、今後の活動について、次のように対応する決定をしましたので、ご報告します。

１．奥三河☆星空の魅力を伝える会主催「第４期おくみかわ星空講座」について

○今期「第４期おくみかわ星空講座」の開催を断念します。
理由は以下のとおりです。
⇒日程・講師の変更によって、年内に実施する講義・実技だけでは案内人の認定が不可能な状況である。越年がやむを得ない状況になっている。
⇒新型コロナウイルス感染症流行の第２波・第3波が想定されることによる中断が想定される。
⇒オンライン講座の開催も検討したが、“奥三河に来てもらい、奥三河の星空の素晴らしさを感じてもらいながら，星空について学ぶこと”を大事にするというおくみかわ星空講座の開催趣旨を大切にしたいし、その点にこだわって開催したい。
⇒受講生の感染防止を十分に保証できる体制が取れない。

○本講座にかわって、受講認定・単位認定を伴わない、“プレ・プチ講座”を開催し、次年度以降の開催にむけて、講座の雰囲気を味わえるオンラインによる「星空講座」を開催する。この講座の受講料は無料とする。日程および内容については、講座の開催日・講義科目を参考に再度、検討し、決定する。

○今期申込をした受講生は、来年度、開催要項発表時に改めて講座受講の意思確認を行い、受講を希望する場合は、奥三河地区先行受付・一般受付に先立ち、受講申込を受け付ける。

２．奥三河☆星空の魅力を伝える会が携わる星空観察会等のガイド・講師派遣について

○各会場の状況、判断により、順次活動を再開します。ただし、実施方法は次に示す内容を基本とし、各会場の責任者、設置者との協議により決定します。

⇒屋外での望遠鏡等の観測用具を用いない「肉眼視による星空案内のみ」を基本とします。

⇒各会場の責任者、設置者が望遠鏡による観察を行うことを希望する場合は、カメラで撮影した映像等での観察を基本とします。接眼レンズを眼で覗く観測はできるだけ避けるようにします。

⇒それでもなお、望遠鏡を用いた眼視での観察会を行わなければならない場合（参加者が強く眼視を望んだり、眼視でないと行えない観察を行ったりする場合）については、直接、眼が、接眼レンズにふれないようにするために、眼と接眼レンズの間に透明ラップを挟んで観察し、かつ、参加者が代わるたびにその透明ラップを交換する等の配慮と工夫を行います。

３．奥三河☆星空の魅力を伝える会の活動について
　今回の新型コロナウイルス感染拡大による自宅待機に伴う活動制限を好機と捉え、オンライン観察会の実施にむけて，様々な経験を重ねてきました。この経験を生かして、これまでにない新しい形での“星空の魅力を伝える”活動の創造に力をつくしていきたいと考えています。

順次、各組織・団体・施設との協議の上、星空観察会等の活動を再開していきます。加えて、新型コロナウイルス感染症流行以前にできていた取組の大部分が規制の対象となりうることを考慮し、オンライン観察会等の”新しい試み”により、星空の魅力を伝える活動を発展させていきたいと考えています。

今後とも、皆様のご協力をお願いします。