奥三河の空に魅せられて
皆さん初めまして。今回のコラムを担当させていただく新米星のソムリエ®︎中山です。
私が奥三河の空に魅せられたのは、今から6年前に何気なく見たあるSNS記事がきっかけでした。
それは茶臼山高原にある星空カフェてんくうの今月のオープン。
ひと月に一日しかオープンしない、愛知県最高峰茶臼山にあるカフェ。
そこで提供される料理を楽しみながら星空が見られるそう。
実態は分からないけれど行ってみたい!と強く思い、いぶかしがる家族を伴って茶臼山にあるという星空カフェてんくうへ向かいました。
私は生まれも育ちも愛知県なのですが、茶臼山に行くのはこの時が初めてでした。
世間はゴールデンウイーク真っ只中、対向車線が帰宅する車で渋滞を起こしているのを横目に見ながら慣れない山道をひた走り、だんだん遠くなる街の灯りに本当に大丈夫だろうかと不安に思い始めたころ、ようやく会場に到着。
5月と言えどそこは山の上。寒さ対策などの準備を整えてから車から降り、空を見上げたらそこには満天の星が!
「すごい!きれい!」と思わず感嘆の声を上げてしまいました。
今まで何度もプラネタリウムは見ていましたが、本物の星空を見たのは生まれて初めてでした。
愛知県でここまでたくさんの星が見えるなんて!
手を伸ばすと届きそうな星空はまるで天然のプラネタリウム。
近くにいる家族の顔さえよく見えない暗闇。
そしてその暗闇の中にいる赤い光で照らされた人々。
見るもの全てが初めてで、緊張しながらも会場の片隅で初めて見上げる星空を楽しみました。
驚きと感動の一夜でした。
それは茶臼山高原にある星空カフェてんくうの今月のオープン。
ひと月に一日しかオープンしない、愛知県最高峰茶臼山にあるカフェ。
そこで提供される料理を楽しみながら星空が見られるそう。
実態は分からないけれど行ってみたい!と強く思い、いぶかしがる家族を伴って茶臼山にあるという星空カフェてんくうへ向かいました。
私は生まれも育ちも愛知県なのですが、茶臼山に行くのはこの時が初めてでした。
世間はゴールデンウイーク真っ只中、対向車線が帰宅する車で渋滞を起こしているのを横目に見ながら慣れない山道をひた走り、だんだん遠くなる街の灯りに本当に大丈夫だろうかと不安に思い始めたころ、ようやく会場に到着。
5月と言えどそこは山の上。寒さ対策などの準備を整えてから車から降り、空を見上げたらそこには満天の星が!
「すごい!きれい!」と思わず感嘆の声を上げてしまいました。
今まで何度もプラネタリウムは見ていましたが、本物の星空を見たのは生まれて初めてでした。
愛知県でここまでたくさんの星が見えるなんて!
手を伸ばすと届きそうな星空はまるで天然のプラネタリウム。
近くにいる家族の顔さえよく見えない暗闇。
そしてその暗闇の中にいる赤い光で照らされた人々。
見るもの全てが初めてで、緊張しながらも会場の片隅で初めて見上げる星空を楽しみました。
驚きと感動の一夜でした。
その日以降すっかり奥三河の星空に魅せられてしまった私は、7月、8月、9月と観察会に参加しようとしましたが悪天候に振りまわされ、結局その年は参加できずじまいでした。
翌2020年はたくさん見に行きたいと思っていましたが、そのままコロナ禍に突入し、観察会自体が休止に。
その後、「奥三河でまたあの星空が見たい」「私と同じ感動をほかの人にも味わってもらいたい」という気持ちで星空案内人講座を受講しました。
知識も機材も持ち合わせていない私は、他の案内人の方々の活動を実際に近くで見ながら学ぶことが一番の近道だと思ったからです。
新たな学びは難しい内容もたくさんありましたが、なんとか無事に星のソムリエ®︎の認定をいただくことができました。
初めは十二星座すら解らず、初めて触れる天体望遠鏡の操作におっかなびっくりといった状況でしたが、今ではほかの案内人の方々のお力をお借りしながらですが、皆さんに奥三河の星空の美しさや素晴らしさをお伝えするという活動にかかわらせていただいています。
私自身はまだまだ勉強不足、経験不足ではありますが、皆さんといっしょに奥三河の美しい星空を楽しめたらいいなと思っています。
また、奥三河は星空だけでなく、明るい時間の空もとても美しいです。
特に日没直後の西の空は時間の経過とともに色が変わり、見ていて飽きることはありません。
春先は桜、初夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風景と空を楽しむことができます。
何度も何度も見たくなってしまう空、それが奥三河の空の魅力だと思っています。
私たち奥三河星空の魅力を伝える会では、現在毎週末に奥三河地域の各所で星空観察会を開催しています。
まだ奥三河の空を見たことがないという方は会場までお越しください。
いっしょに奥三河の空を楽しみましょう。
コラム by 星のソムリエ® 中山 幹子