つぐ高原天文台 平野宗弘台長

つぐ高原天文台は1990年、旧津具村によってつぐ高原グリーンパークに設置されました。以降、愛知県で一番空に近い天文台として多くの人たちに親しまれていましたが、望遠鏡の故障により2014年から利用を休止していました。しかし、2017年、奥三河を中心に星空の魅力を伝えるために活動を行う「奥三河☆星空の魅力を伝える会」によって「天文台復活プロジェクト」が立ち上がりました。プロジェクトリーダーとなった平野さんが故障部位を確認したところ、望遠鏡の向きを計測する機械が壊れていることが判明し、愛知県一宮市の有限会社中央光学へ修理を打診することに。天文台へ続く道の整備や、館内の清掃なども行い、2022年ついに天文台は復活。平野さんが天文台の台長に就任されました。
つぐ高原天文台は、4月中旬から11月中旬までの金曜日および日曜日に一般開放されます(※ 開放日の詳細は公式サイト「開催スケジュール」をご確認ください)。また、星空観察に特化した宿泊専用施設「星と森ノTERRACE」のお客様に向けても4月中旬から11月中旬までの土曜日と連休期間にプライベート観察会を実施いたします。平野さんを中心とした奥三河星空案内人による、星空ガイドを聞きながら、美しい星空を楽しみましょう。