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2015年09月05日 ~ 2015年09月05日
元弘元年(1331)の大地震の後に疫病が大流行、浄土宗本山の善阿上人が念仏百万遍を唱えたところ、効験があり、後醐醍天皇から百万遍の寺号を賜った事に始まるといいます。以来、先祖追善、報恩感謝、無病息災など、組の共同祈願として、民間で広く行われるようになりました。清崎の百万遍念仏は、明治の廃仏毀釈中断、明治23年毘沙門堂の再建とともに念仏講も復活しました。
午前8時頃には、組の人たちがぼたもちや菓子などをつめた重箱を持参して毘沙門堂に集まり、供物を捧げます。一同は外陣に輪をつくって座り、「鉦たたき」と「数取り」が横に着座して、大数珠を右に回しながら鉦の拍子で「南無阿彌陀仏」と念仏の唱和が始まります。清崎で行われている百万遍念仏は、略法草修と呼ばれる百万遍で、数珠の一顆を繰るごとに一回の念仏を唱えたこととなり、大数珠が一回りすると、大数珠の顆の数に講員数を乗じた数が、念仏を唱えた回数となります。百万遍の念仏は、講員20人、1,080回まわすことで百万遍となります。休憩や昼食をはさんで午後2時00分頃まで行われます。
時間: | 8:00~14:00 |
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場所: | 清崎 毘沙門堂 |
アクセス: |